火災保険

水災リスク区分

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保険の対象となる建物の所在地における水災リスクを5区分に分類するものです。
これまで水災に対する保険料率は全国一律でしたが、地域間の水災リスクの違いによる保険料の公平性を図ることを目的に、水災リスク区分に応じた保険料率を適用します。

  • 保険始期日が2024年10月1日以降のご契約に限ります。
水災リスクとは

「外水氾濫(がいすいはんらん)」「内水氾濫(ないすいはんらん)」「土砂災害」といった水災の起こりやすさや想定される被害の程度のことをいいます。

外水氾濫

大雨や集中豪雨により、川の水が堤防を乗り越えたり決壊するなどして、あふれてくること

内水氾濫

大雨や集中豪雨に対して排水機能が追い付かず、処理しきれない雨水により、建物や土地が浸水すること など

土砂災害

大雨や集中豪雨により地盤が緩んで起こる土砂崩れ、土石流、地すべりのこと

水災リスク区分の判定について

保険の対象となる建物の所在地情報(丁目単位)より、保険料が最も低くなる「1」から最も高くなる「5」までの5区分で判定します。

水災リスク区分:リスクが低いほど水災保険料が安く、リスクが高いほど水災保険料が高くなることを示す図

  • 水災リスク区分の設定には洪水浸水想定区域図、各地域の洪水ハザードマップや水害統計データなどを活用しています。
  • 水災リスク区分は、災害の起こりやすさだけでなく想定される被害の程度などの複数の要素を含めており、単純な水災の起きやすさだけを示すものではありません。
  • 水災リスク区分が低い地域は、あくまで「他の地域に比べて相対的に水災リスクが低い」という意味合いであり、水災が発生しないことではありません。
水災リスクを確認する方法

建物の水災リスクを確認する場合は、国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」や自治体のホームページなどで確認することができます。

  • 一部地域は、国土交通省が運営する「重ねるハザードマップ」では水災リスクが確認できない場合があります。その場合は、自治体等が公表している「わがまちハザードマップ」からご確認ください。
  • 水災リスク区分は、「外水氾濫」、「内水氾濫」、「土砂災害」の複数の要素を考慮しているため、内水氾濫リスクを確認できない「重ねるハザードマップ」などの情報とは必ずしも一致しません。

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